2025年（令和7年）の公示地価によると、栃木県全体の平均地価は42,991円/㎡（坪単価：約142,100円）、前年と比較して-0.10％の下落となりました。33年連続の下落ですが、直近10年間では年平均＋0.53％と緩やかな回復も見え始めています。

物件の買取価格が『高くなりやすい地域』

宇都宮市

県庁所在地であり、交通・行政・商業の結節点として安定した需要があります。とくに駅東側では駅直結の施設や商業施設があり、繁華街であるオリオン通りへのアクセスも良好なことから上昇が続いており、買取価格も高くなりやすい傾向です。

小山市・下野市などの周辺市町村

利便性や生活環境が整った住宅地として人気が高まり、地価が堅調に推移しており、買取においても評価が上がりやすい地点が見られます。

物件の買取価格が『安くなりやすい地域』

沿線から離れた周縁部や過疎が進む地域では、住宅地の地価下落が続いており、買取価格も伸びにくい傾向です。特に利便性や商業集積の乏しい地域では注意が必要です。