2025年（令和7年）の公示地価によると、宮崎県全体の平均地価は37,290円/㎡（坪単価：約123,300円）で、前年と比較して+0.2％の上昇を記録しました。直近10年間の年平均成長率は-0.68％で、地価が25年ぶりの低水準となっており、下降トレンドからの反発の兆しとして今後の動向に注意が必要です。

物件の買取価格が『高くなりやすい地域』

宮崎市中心部、特に高千穂通周辺は住宅・商業用地ともに高い上昇率を見せています。駅近・都市中心部などのアクセス利便性が高いエリアが地価を支えています。

宮崎市（市全体）

平均価格は約59,419円/㎡、前年と比較して+0.9％の上昇。住宅地・商業地・工業地いずれも上昇傾向です。

高千穂通（宮崎市中心部）

住宅地の地価は207,000円/㎡（坪：約684,297円）、前年比+3.50％と市内でもとても高い伸びを示しています。

物件の買取価格が『安くなりやすい地域』

都城市（平均23,213円/㎡, –0.1％）、日南市（22,038円/㎡, –1.4％）などでは、交通利便性、生活利便性などの問題から地価が下落または低水準にとどまっています。