2025年（令和7年）の公示地価によると、北海道全体の平均地価は119,017円/㎡（坪単価：約393,400円）、前年と比較して+2.5％の上昇となり、9年連続で上昇傾向が続いています。直近10年間（2016〜2025年）の年平均成長率は+9.92％と、上昇傾向が続いてます。

札幌圏では再開発や利便性向上が地価を支えているようです。特に、2023年3月30日に開業の北海道ボールパークFヴィレッジのある北広島市、インバウンド需要が後押しするニセコ・富良野エリアなどでは、リゾート・投資ニーズが依然として高く、上昇を後押ししています。

物件の買取価格が『高くなりやすい地域』

札幌市内の地価は特に堅調で、北海道内でも最高水準にあります。
その他にも、国際的な半導体工場進出の千歳市、リゾート・インバウンド需要のある、富良野市は強い上昇傾向を示しています。

物件の買取価格が『安くなりやすい地域』

郊外や過疎化が進む自治体では、住宅地の地価下落が続いており、地域間格差の広がりが顕著です。