2025年の地価公示によると、佐賀県全体の公示地価は、前年比＋2.79％の上昇となり、県の平均は約40,822 円/㎡（坪単価：約151,480 円）に達しています。住宅地だけでも＋2.21％の上昇で、県全体で7年連続の上昇となりました。

物件の買取価格が『高くなりやすい地域』

佐賀市（住宅地）

佐賀市の住宅地の平均は約47,887 円/㎡（坪単価：約158,305 円）、前年比＋3.49％と堅調な上昇を続けています。

佐賀市（商業地）

商業地はさらに伸びており、平均115,013 円/㎡（坪単価：約380,209 円）、前年比＋9.02％という高い伸び率を記録しています。

基山町（住宅地）

全県で住宅地の伸び率が最も高く、前年比＋5.22％。その地価水準は約39,400 円/㎡（坪単価：約130,200 円）です。

鳥栖市（住宅地）

住宅地の上昇率は＋5.10％と高く、交通の利便性が評価されています。地価水準も比較的高めです。

注目地点（標準地）

佐賀市兵庫北の住宅地に関しては8万9,000 円/㎡で県内最高値を更新し、初めて八幡小路を上回りました。
さらに、佐賀市本庄町袋地区では住宅地の上昇率が＋9.8％と全県でも突出した伸びを見せています。

物件の買取価格が『安くなりやすい地域』

多久市や神埼市、有田町などは住宅地で価格が前年より-0.6〜-0.5％と低下しており、県全体の上昇の恩恵が得られていない地域です。
ただし、駅徒歩圏・平坦地・生活利便性が確保された物件であれば、買取価格が高くなる可能性もあります。